History
沿革

沿革

九州大学筑紫地区は、「人・地球環境の未来を拓く」「世界・アジアの未来を拓く」そして「地域社会とともに未来を拓く」ことを、目指すべき将来のキャンパス像として掲げ、先端科学キャンパスとして特徴と実績のある物質・環境・エネルギー分野の研究をつなぐ、トランスディシプリナリー研究・教育の拠点となることを目標として掲げています。

グリーンテクノロジー研究教育センター(以下GTセンター)は、この筑紫キャンパスの理念と目標を踏まえ、低炭素化社会とその先にある炭素循環社会において必要となる、統合的な物質・エネルギー・環境システムの実現に資する技術(=グリーンテクノロジー)に関する学術的研究および社会実装研究を、筑紫地区をはじめとする本学の研究者、国内外の研究者とともに開拓・推進する国際拠点を形成するため、炭素資源国際教育研究センター(平成20年度設置)とエネルギー基盤技術国際教育研究センター(平成25年度設置)を統合して、2018(平成30)年4月1日に設置されました。

筑紫地区を拠点とする3センターの二段階統合

GTセンターは、2019(平成31)年4月1日には、博士課程教育リーディングプログラム「グリーンアジア国際戦略プログラム」(平成24〜30年度)を運営してきたグリーンアジア国際リーダー教育センター(GAセンター)を統合し、国際的な先端教育の機能を強化する体制を整えて、現在に至っています。GAセンターを統合後のGTセンターは、グリーンアジア国際戦略プログラムの理念である「省資源と経済成長を両立するアジア」を取り込み、統合的、革新的な物質・環境・エネルギーシステムの開発、社会実装、グローバル展開を目標として研究・教育活動を推進し、将来の炭素循環社会に資する科学および産業・社会技術に関する成果を創出します。